『ひとりとひとり』ってなに?
家族がいても、いなくても「ひとりの時間を楽しむ」そんな【ひとり】に特化したマガジンの発行と考えるヒントとなる様々な活動・情報を発信し、コミュニティづくりをする日本初の「おひとりさまメディア」です。
「ひとり」にフォーカスを当てた【みんなでつくる、つながる、ひろがる、支援&参加型マガジン(※)「ムック版ひとりとひとり」】を年2回発行。また、カードゲームやボードゲームの開発、イベント(ゲーム会、ワークショップ、講演会など)の企画・主催・運営、イベントツールの開発、「おひとりさま検定試験(R)」の企画・設計・運営等を行う、日本初の総合的な「ひとり」に特化した「おひとりさまメディア」です。
(※)支援&参加型マガジンについてはこちらをご覧ください。
私たちは「おひとりさまメディア」と名乗ってはいますが、「ひとりぼっちでも強く生きよう!」ということをことさら推奨しているわけではありません。
人は、どんな人でも結局は「ひとり」。生まれたときも「ひとり」、亡くなるときも「ひとり」、です。
【孤独】ではない「ひとり」、【おひとりさま力】のある「ひとり」、家族がいても、いなくても「ひとりの時間」を楽しめる「ひとり」がたくさん増えることを理想としています。
とはいえ、ひとはひとりぼっちでは生きてはいけません。
「ひとり」と「ひとり」が接続することで、それぞれがが自分にふさわしい「いきかた」を見つけ・究め、生きるための選択肢を拡げていくことができるよう、「孤立無援」の生き方ではなく、お互いの「個」、まさに「ひとり」と「ひとり」が支え合う、いわば「個立有援」「個立有援」の生き方が、どんな「ひとり」にも必要だと信じ、さまざまな「いきかた」「つながり」のヒントを発信しています。
※「個立有援」「個立有縁」という言葉は当団体のスーパーバイザー/ライターの安藤昭一が2019年ごろに作った造語です。
「ひとりとひとり」のテーマは【いきかた】のヒント
私たちが提案するのは、人生や生活に密着した【いきかた】そのものです。
前向きに楽しく生きながら、普段の生活の中で、自然に、当たり前の活動として、必要なコミュニケーションをとったり、お互い支えあったりしながら、一人ひとりが充実した人生を過ごしていく。「ひとり」だけど「ひとりじゃない!」 それが私たち「ひとりとひとり」が目指す「おひとりさまの理想の姿」であり「おひとりさま力」を身につけたひとだと考えています。
私たちは、そんな「ひとりで生きる力」を概念を広めていきたいのです。
「ひとりとひとり」の特徴は【つながり】
人はひとりでは生きてはいけません。だれかに「助けられながら、支えられながら」生きています。
いわゆる独身・独り暮らしの「おひとりさま」に話しを聞くと必ず「人に迷惑をかけたくない」とおっしゃいます。しかし、衣・食・住、どれひとつとっても「ひとり」では、限界があるはずです。
ですから、どうせだれかに迷惑をかけるなら「お互い様」で支え合える方がずっと幸せではないでしょうか。もちろん、そういった価値観をきれいごとだ、ただの理想だと仰る人もいるでしょう。ですから、自分にあった【いきかた】と【つながり】を身につける、それが本当の「おひとりさま力」だと考えます。
「極力人と関わりたくない」なら、ネット上のサービスを上手に使ったり、お金を払って助けてもらうことだって、今の時代はベストな選択肢かもしれません。
そんな情報を共有し「ひとり」と「ひとり」が、【つながり】新しい【いきかた】を拡げる。そういったことも【文化】として定着させていくことも、日本初のおひとりさまペーパーメディアとしての根底に流れる大きなテーマです。
シングル活動·ソロ活動の【おひとりさま】も
コロナを経験して、「ひとり」の在り方は随分と変わってきました。「ソロ活」なんて言葉も定着してきましたよね? ひとりでレストランで食事をしたり、カラオケやアクティビティを楽しむ、旅館やホテルに泊まる、そんなアクティブな時間をひとりで楽しむ〝おひとりさま〟の情報も紹介・発信しています。
セミナーや勉強会・おひとりさま検定試験の開催&コミュニケーションツールの開発も
私どもにとってムック版「ひとりとひとり」の発行は ひとつの大きな柱ではありますが、活動はそれだけではありません。
生きるために必要な【つながり】が可視化でき、問題解決に役立つ書籍・ムック、講演やボードゲーム、コミュニケーションツールの開発、イベントの開催、コミュニティづくりにもより力を入れてまいります。
さらに【ひとりで生きる力】をオンライン講座で学び、ビジネスや慈善活動として社会に還元していく人材を輩出する「おひとりさま検定試験®」も運営しています。
「個」の時代の「孤立無援」ではない「個立有援」「個立有縁」のいきかたを講座受講者のみなさんと考え「課題解決」をしていく実践型の検定試験です。
孤独や孤立の背景を知り、人とのつながりを自分の強みで支援し、弱みは得意な人に助けてもらう。
そんな、多様性の時代の〝個〟の凸凹を埋めて、フラットに、フェアに、ゆるくつながっていく場の創造やアイデアをカタチにできる〝考える力〟のある【ひとり】の輩出を目的としています。
参考データ
単身という意味での「おひとりさま」の世帯構成は日本全体で「単独世帯が約26.9%」、「夫婦のみの世帯23.7%」(出典:平成27年国勢調査より)で合わせると約半分の世帯が、「おひとりさま」と「おひとりさま候補」なんです。
ちなみに、東京だけで見ると単独世帯の比率は全体で47.3%、私たちが編集部を持つ福岡市内でも49.7%が単独世帯で一般世帯の約半数を占めています。(出典:平成27年国勢調査より)
まだまだ、自分事と思ってない人もかなり多いと思いますが、「ひとり」で生きる人の課題は今後、 中長期的に必要不可欠な社会課題として着目され、 解決のための討論がされ、 新しいサービスができていくことでしょう。
私たちはそのパイオニアとして、 どこにもない仕組みをつくりあげ、 社会貢献、 社会還元することを目標に活動を続け、拡げてまいります。