なぜこの活動をはじめたか…、わたしも将来の「おひとりさま」候補だから…、です。
わたしは結婚していますが、子どもに恵まれませんでした。夫は16年上、順番通りに逝けば、わたしは将来ひとりぼっち。順番が逆になったとしても、やっぱり夫がひとりぼっちになってしまいます。
正直、将来を考えると「こわい」と思いました。
いや、本当は、 ひとりの友達から「そんなこと、今から考えていたら怖くて生きていけない」と、言われたことで「こわいんだ」と漠然と考えるようになったんですが…(笑)
正直に言って「わたし、60代でひとりになっちゃうかもなぁ」と、考えた時に思ったのは「さびしい」でした(笑)
茶飲みじいさんでも、ばあいさんでも、第二の人生をともに生きる誰かがいるといいな、と。
だから「こわい」なんて思いも至らなかったのです。
しかし、 よく考えると、確かに「老後ひとり」は、不安の方がおおきいだろうな、と思うようになりました。
そんな「こわい将来」を思い描く中で、お金のこと、保険のこと、住まいのこと、仕事のこと、親のこと、兄弟のこと、健康、趣味、楽しみ…などについてより深く考えるようになり、その中で、同じ環境にあるひとたちとの交流を持ってみたい、彼らが、どのように考え、どのように生きているのか、悩みや不安を共有し、相談できたら何か解決の糸口になるかもしれない、と思うようになったのです。
このまま何もしなければ、おばあちゃんになって、いざと言うとき、助けてくれる人もいないかもしれない。もし、助けてくれる人がいたとして、それは妹?義弟?甥っ子?
いやいや身内には迷惑をかけたくない…。
じゃ…役所の人?そのひとは本当に役所の人?危なくない?だまされていない?不安は今からつきません(笑)
それ以前に、きっとおばあちゃんになって頼る人がいなくなったわたしは、何もしないような気さえします。考えるだけで面倒くさいし、誰かに迷惑をかけそうで「もう、いいか」と思ってしまうような気がするのです。年をとれば誰しも、行動力も判断力も情報収集能力も落ちるでしょうから、頼る人がいなければ相談できる第三者を見つけるところから始まるわけです。しかし、その第三者に相談したとして、自分が本当に必要な支援やサービスを簡単に受けられるとは到底思えない。
ここでは無理です、窓口が違います、そう、断られるたびに嫌になって「もう、いいや」と、投げ出しているおばあちゃんのわたしが思い浮かぶのです。
でも、事前に調べてある程度のことを知っていたら状況は変わるのではないか?と、今から、公的サービスも支援も民間の商品も…いろいろ情報収集できれば、「こわい将来」も少しましになるだろうし「だまされない・かしこい生き方」のヒントにもなるかも?
それを、実現できる本を作ってみようか…
それが、この活動をはじめた理由その①です。
ひとりとひとり 編集長ひろかわ なみ
わたしたちの思い
わたしたち自身、また身のまわりの人たち、もうちょっと大きなことを言えば世の中的に、いま「ひとり」の人がどんどん増えてきています。
もちろんいろいろな事情から「一人暮らし」をしているという意味で「ひとり」の人もいれば、たとえ親兄弟などのご家族はいても「人生のパートナー」と呼べるような方がいないという「ひとり」の人、友人・知人は大勢いても、キモチの面でなんとなく「ひとりだなぁ、ワタシ…」という思いを感じてしまっている「ひとり」の人…… そんな方々です。
もちろん「ひとり」がダンゼンいい! という人もいますし、私たちも決して「ひとり」を否定するわけではありませんが、「ひとり」でいることの弊害やデメリットがあることもまた事実ではあります。
私たちはこういう状況に懸念や危機感を抱いています。
「このままじゃよくないな」と…。
ニュースであまりいいことも聞かなかったりしますし、日々の暮らしの中で、なんだか切ない思いにさせられることも多々ありますので…。
どんどん変えたいんですね、こういう状況を。
それが私たちのキモチ的なバックグラウンドのひとつでもあるわけです。
そんな私たちのプロフィールはこちら
▶編集長(代表):フリーランスのグラフィックデザイナー兼マーケッターです。料理・ミュージカル・ディズニー好きの将来の「おひとりさま」候補。ちょっと異色ですが『終活資格』(※終活ライフケアプランナー:JADP/終活カウンセラー初級:終活カウンセラー協会)も持っているアラフォーの横も縦も大き目女子です(爆笑)。福岡出身。
▶フェアリー☆ふじお(営業広報兼アクトレス担当):会社勤めしながら演劇の世界にも足を突っ込んでいるリーマンお笑い役者??です。のほほーんとした見た目から斜め上の予想外な豹変っぷり演技は多少見ものかもしれません‥‥。さらに実年齢もええ?!です(笑)
▶ゆかさん(福岡事務局長):現在、たった1名の福岡在住スタッフ。12月より自身の経験を活かした「おひとりさまの母をおひとりさまの派遣OLが介護し、看とった話(仮)」というマンガブログを開始予定。美味しいお酒と食べる事が大好きな博多っ子。
▶あんどうさん(監督・管理・監修担当):いわゆるスーパーバイザー。サラリーマンとフリーランスのふたつの顔を持つ男。コピーライターからキャリアを積んだ何でも屋。時にはディレクター、時にはデザイナー、ライター、カメラマン…etc. と、ふたつどころではない多顔面野郎。最年長。終活資格所持(上級終活カウンセラー:終活カウンセラー協会)
このような立ち上げメンバーで活動をしています!